東京都23区や埼玉県南部(板橋区・北区・練馬区・豊島区・文京区・川口市など)の お墓 霊園 墓地 永代供養墓 を紹介!

墓地・霊園の基礎知識

墓地・霊園の基礎知識についてご紹介いたします。

まずは、知っておきたい お墓の基礎知識「墓地の種類」・「墓石の種類」

 

◆墓地の種類

経営母体や管理者、形態などが異なり、大きく3つの種類に分けられます。

①公営墓地 「自治体運営をすが管理る。都道府県や市町村」
②民営墓地 「事業主体が財団法人、宗教法人で、収容数も多い」
③寺院墓地 「お寺の境内地にあり、檀家の人達のもの」

この他には、納骨堂形式・霊廟、永代供養墓などがあります。

 
①公営墓地
公営墓地は、地方自治体が管理・運営している墓地で、申し込みや問い合わせは、各都道府県や市町村役場になります。使用するには、応募・抽選と使用の制限があり、遺骨がある人、現住所がその自治体にあり何年か在住している人、お墓の継承者がいる等です。
募集は随時行っているわけではなく、募集があっても大抵は希望者が多いため、購入が困難となり、また立地面でも不便な所が多いのが現状です。
しかし、公営墓地は、墓地にとって重要な永続性が保障され、墓所使用料・管理費が他に比べ安く、自治体管理のため、宗旨・宗派の申し込み制限がないのが利点です。
 
②民営墓地
民営墓地の事業主体は寺院ですが、財団法人や社団法人が運営、民間が宗教法人から運営を委託されている墓地・霊園で、宗教宗派を問わず申し込むことができます。
遺骨の有無なども申し込み時に制限がほとんどなく、お墓のデザインや大きさなどを自由に選べ、収容数も多く、また都市周辺に多く、立地条件の良いなどの利点がありますが、公営墓地に比べると、墓所使用料や管理費などは多少割高となります。
 
③寺院墓地
寺院墓地は、大抵はお寺の境内地にあり、その寺院が管理し、檀家のものとされます。そのため、寺院墓地を使用するには原則として、その寺院の檀家にならなければ使用できません。
一般的には墓地の墓所使用料の他に檀家になるための入檀料を支払って、資格を得ます。主な利点は、手厚く供養していただける、法要を本堂で執り行え、管理面で安心といえます。
寺院墓地を希望される場合には、これから長く信頼してお付き合いをしていくために、お寺の住職の人柄やお寺の行事・お付き合いの仕方も確認しておきましょう。
 

◆墓石の種類

墓石用石材

現在墓石として用いられている石は、350~400種類ほどあります。

昔はその地方で採石されるものを使うことが多く、墓石にも地方色がありましたが、現在では、関東以北は黒御影石、関東では白御影石(茨城産の小目石、神奈川産の本小松に似通った輸入材)、関西以南は白御影石が多いという特徴は残っていますが、石材そのものは、99%輸入材(中国・インド他)になっています。

人気の高い石は、御影石に代表される花こう岩、はんれい岩、安山岩、せんりょく岩の4種です。これらの共通点は、硬質で雨に強いことと、磨くと光沢が増すこと、文字を刻むと見やすいことで、墓石にはちょうど良い性質をもっています。
国内産は価格が高く、現在ではほとんど用いられていませんが、オプションで購入者の方の要望によって用いられることが多いようです。

代表的な石は、花崗岩では庵治石、北木石です。
「庵治石」は、墓石としては最高級品で香川県産。
[うろこ状の模様がある青っぽい石(水をかけたり、雨に濡れるときれい)]
「北木石」は、淡黄赤色から灰色で、岡山県産。
安山岩では、本小松が有名です。
「本小松」は、密度の高い灰色が特徴、神奈川県産。
はんれい岩は、福島県で採れる浮金石です。
「浮金石」は、薄い白のはんてんのある黒系の石。

一般的に国産を用いる場合、墓石の外に外柵や階段に使われる花崗岩として、茨城産の「稲田石」があります。
御影石は産地によって色合いが異なりますが、大きく分けて、黒・白・赤の3つの御影石があります。

  
デザイン・言葉・彫刻

故人や参拝者の居心地の良い空間を求めるという意識から「家族と共に入る処・自身の眠る処」として、「個性的・独創的なお墓」(ニューデザイン指向)を求める傾向が高まってきました。

墓石には、家名よりも好みの文字を刻む例も多くなり、『愛・心・和・悠・夢・空・旅・光』などの一文字の他、『安らぎ・感謝・想い』また『また逢う日まで・ありがとう・愛する○○ここに眠る・○年間の幸福に感謝を捧げる・見上げてごらん・』など故人の人柄や縁者の感情や想いを込めて墓石に刻んだり、故人の趣味や好きだったものを彫刻するなど、伝統の和型から洋型・ニューデザイン型へと多様化しています。